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雑記に雑記を重ねる雑記

おカネの教室 高井浩章 著 を読んで

「この世には、おカネを手に入れる方法が6つあります」

中学2年生になった僕は突然、

奇妙なクラブに放り込まれた。

 

謎の大男、大富豪の美少女、平凡な「僕」の3人が、

お金や経済の仕組みをひも解いていく。

 

知られざる過去、稼業への嫌悪感、淡い恋心・・・

様々な学びと思惑が錯綜する、

「おカネの教室」がはじまる!!

 

 

 

 

おはようございます。

 

タイトルに書いている通り、今回は

おカネの教室~僕らがおかしなクラブで学んだ秘密~

を読んでの、感想を書こうと思います。

 

 

現役の経済記者の筆者さんが娘さんと行っていた、家族内回覧読み物が、

こうして一冊の本になったようです。

その娘さんが小学5年生の頃に家族内連載が始まったそうなので、

正直凄く読みやすいです。

経歴不明のカイシュウ先生と一般家庭育ちのサッチョウさん、町一番の大富豪の娘であるビャッコさんとの会話形式でストーリーが進められているので、難しい経済学の本よりは、私の胸にスーっと入ってきました。

 

 

 

ということで!

みなさん、質問です!!

 

お金を手に入れる方法が6つあります。

 

・稼ぐ

・盗む

・貰う

・借りる

・増やす

 

最後のお金を手に入れる方法とはなんでしょう。

 

このお金を手に入れる方法が、この本のメインテーマになっていると思います。

 

 

 

答えを書くことはできないので、あしからず。

 

 

 

さて、今あなたがしている仕事は、上記の6つ(5つ)のうちどれに入りますか?

それぞれ6つに定義を与えなければ、分類することは難しいと思います。

定義の考え方は様々なので、この本の定義を使わせていただきます。

と言っても、詳しく書いてしまえば、ネタバレになってしまいますので、書けませんが、、、笑

 

消防士はどれに分類されるのでしょうか。

高利貸しやパチンコ屋、地主は?

銀行家、サラリーマン、売春婦は?

 

 

感のいい方は気付きましたよね。

 

銀行家って?銀行員ではないの?

銀行家はサラリーマンではないの?

ってね。

 

何故わざわざ聞き慣れない銀行家という言い方をするのか。

そうなんです。銀行がキーパーソンなんですよ。

 

 

パーソンではないか。笑

 

 

 

おっと、話が逸れましたね。

私は、どの仕事も”稼ぐ”に入るじゃんと思っていました。

 

 

本のように分類するためには、職が

役に立つ仕事は否か

を考える必要があります。

 

消防士は役に立ちますね。消防士がいなかったら大変ですね!

 

高利貸しは役に立つのかな。。。

パチンコ屋、地主。。。

銀行家、サラリーマン、売春婦。。。

 

てな感じで、話は進んでいきます。

 

 

登場人物であるサッチョウさんとビャッコさんは中学生の設定ですよ。

売春婦って。。。笑

 

 

 

 

だめだ、書きたいことを書いていくと、字数がどんどん多くなる。笑

 

この本には

複利マジック、株式投資、市場の見えざる手、リーマンショック、貧富の格差、投資信託ビットコイン等のことが書かれています。

 

 

 

 

r>g

 

 

ピケティ先生(経済学者)の不等式です。

r:資本収益率(株式や不動産への投資リターン)

g:経済成長率

 

 

簡単に言えば、全体の経済成長率より投資で儲かるペースのほうが早いよ!

お金持ちはどんどんお金持ちになっていくよ!

と主張した式です。

 

 

んー、これが正しいのならば、

お金持ちってどんどん富が増えていくから、

貧富の差ってますます広がるよね。

 

格差のない社会に!と訴えている政治家の方々。

どうにかしてください!笑

でも、相続税等でお金持ちの方々から削ってくれてはいるんだろうけどね。

 

 

これも多分ピケティ先生が言ったことだと思うのですが、

 

全人口の上位8人の稼ぐ額と下位35億人が稼ぐ額って同じらしい。

8対35億

 

すごいですね。

 

 

また上位1%の人が地球全体の富の48%を所有しているらしい。

48%って。笑

 

経済学って面白いですよね。

経済学を学びに、大学行きたいな。

 

 

 

 

長くなってしまった。

 

ということで、この

おカネの教室~僕らがおかしなクラブで学んだ秘密~

 

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

 

 

 

おすすめです!

 

ちなみにですが、私の経済学的な本のデビュー本としてこの本を選びました。

 

何度も言いますが、本当に読みやすいです。読みやすいからといって内容がスカスカになっているわけでもなく、ギュッと詰まってます。

 

私がもっと早く、、中学生の頃にこの本を読んでいたら、今とは違う人生になっているのかなと思います。